2010年12月13日月曜日

走り治め 小浜20kmマラソン



今年の最後のマラソンです。温泉街の小浜で20kmを走りました。友達夫婦もいっしょだったので折り返し地点までいっしょに走って後半は少しペースを上げて1時間51分でゴール。
ゆっくり目ですが、最後気持ちよく走れました。

2010年11月22日月曜日

天草フルマラソン



ここ最近は毎年1回だけフルマラソンをすることにしてます。昨日は21回目でした。
天気にも恵まれランパンとタンクトップのウェアで快走しました。
結果は去年とまったく同じ4時間12分 1kmを6分ぺースつまり時速10km/hで最初から最後まで走り切ったことになります。
まぁでも最後の35kmからは足が痛くなってペースも少し落ちてきつかったですね。無事完走できて満足です。今日は筋肉痛・関節痛の痛みを心地よく味わってます。

2010年11月9日火曜日

B.J.パーマを考える会 セミナー (2010,11,4 東京)




私達スペシフィックカイロプラクターが創始者であるB.J.パーマーの哲学の元に会を結成、セミナーを通じて研究と交流を深めています。今回は日本で上部頚椎カイロプラクティックを最初に導入された巨匠の大先生3方をお招きして35年間のスペシフィックカイロプラクティックの研究と現時点での成果・取り組みをデモンストレーションを混じえて講演されました。
今回は外部からの参加もあり60名余りの出席者と私達BJPメンバーを感動と驚嘆させる内容で今でも余韻に包まれてます。
スペシフィックカイロプラクティックの哲学・科学・芸術のすばらしさを改めて思い知らされました。

2010年11月1日月曜日

シティー福岡ハーフマラソン


恒例の福岡Yahooドーム発着のハーフマラソンです。
今年は長崎にベイサイドマラソンと重なってしまい、僕は申し込みが早かった福岡を先に申し込んだので長崎は走れませんでした。でも、福岡は制限時間2時間と厳しく参加人数もハーフ5000人で締め切るのでハイレベルでTV局の中継はヘリも飛ばすなど盛り上がります。大人数なのでスタートも実際自分がスタートラインを超えるのに5分かかってしまいます。そして最初の2kmはドームの周りを回り混雑するためペースが上がりません。でも今回は1km5分20秒ぐらいのペースで最後まで走れたので、最近ではいい記録が出ました。
1時間51分29秒でした。気持ちよくゴールできました。

2010年9月30日木曜日

スイス人の奥さん


また外国の方がオフィスに来ました。今回はいつも患者さんを紹介してくれるマネージャのお友達で彼と同じスイス人です。
先週奥さんの肩こりと腰痛と腕のシビレ感があると言うことで旦那さんとマネージャ自ら連れて来てくれました。一応スペシフィックカイロの理論とやり方を説明しましたが、奥さんよりも旦那さんが熱心でこういう首だけをアジャストするカイロはヨーロッパにはないし、すごく論理的であると納得してました。
奥さんをアジャストして寝かせている間も絵の話やダイビングの話で盛り上がりました。マネージャのマレスカさんは自宅にアトリエの部屋がるほどで油絵をたくさん描いています。
奥さんを起こして感想を聞くと寝てる間に腕に反応でビリビリきたが今はすごく軽い。肩も軽いし、腰も痛みがないと驚いてました。
今日は2回目ですが、鼻炎がなくなり肩こりもなく、腰はなんともない。首を回すと音がしてたのがなくなったと。検査をするとかなり改善されていましたが、少しズレがあったのでアジャストしました。今回も全身が軽くなって気持ちいいと言ってくれました。記念に写真を撮らせてもらって3人とも笑顔でオフィスを去りました。ありがたいことです。

2010年9月28日火曜日

長崎“みまもり”リレージョギング&ウォーク




今回が3回目だと思いますが、午前10:00から午後4:00まで6時間をタスキでリレーして何周走ったり、歩いたりできるかを競うレースがありました。市民レースですね。

僕の15年以上のマラソン仲間である人が スポーツドリンクのアミノバリューがスポンサーしている「長崎ランニングアカデミー」に参加しています。
このクラブは毎年100名前後を募集して、クラス分けをして7月~12月までの期間にトレーニングを行い、12月の宮崎青島太平洋マラソンで10km、フルマラソン完走を目指すクラブです。

このクラブのメンバーが多数いくつかのチームに分かれてリレージョギングに参加するので、サポートとしてカイロプラクティックの道具を持って午後に出向きました。
メンバーの中にはすでに僕のオフィスでアジャストを受けてる人もいるので顔見知りです。
走ってる人意外は次の順番を待ってるだけなのでアジャストを希望してる方々に順番に施術しました。
初めての人はかなり驚いていましたが、体が軽くなってバランスが良くなるのでスポーツ選手には理解しやすいようです。

2010年9月27日月曜日

首の後ろを押すと病気が治る



今長崎の書店で売れてる本で患者さんが僕に持って来てくれました。
と同時に親しくしてる気孔の先生からもこの本のことを教えてくれました。
全部読んでみると彼は整形外科医だったのですが、現代医療に疑問を持ってアメリカに渡ってガンステッドカイロプラクティックに出会い猛勉強をして達人を自負するほどのカイロプラクターになった。

色んな奇跡的な出来事を書いてますが、それは僕のところでも起こったことがあります。
ただ 全員がそうなるわけではないので ちょっと誇大広告みたいで いいのかな?って感じです。

まあカイロプラクティックの説明はまさにその通りですね。わかりやすいです。
それと本のタイトルになってる「首の後ろを押す」は本にも解説してありますが、まさしく僕がやっているスペシフィック=上部頚椎のアジャストなんです。それを自分のカイロの補助みたいに患者さんや読者に自分でやるように勧めているわけですが、これは彼が継承してるガンステッドカイロではなくスペシフィック=ホールインワンなので おかしいと思いますね。患者さんの奇跡的な回復はガンステッドじゃなくスペシフィックのアジャストの効果だと思いますね。
ただ これでスペシフィックの存在が世の中に広がれば 救われる人も増えるわけです。
そういう意味ではこの本が売れてることは大いに歓迎です。

興味があれば 読んでみてください。それと首の後ろを押すを試してみてください。

2010年9月7日火曜日

3カ月ぶりにノルウェー人の患者さんが来ました。


最初は今年の3月で4回目のアジャストでOKになりました。
交通事故以来 ひどい頭痛・肩こり・腰痛・両膝の痛みと高血圧で色んな治療を受けたが全然改善できなかったのが数回のアジャストですべての症状が消え、血圧も正常になりました。
今回は以前ほどではないがまた仕事中頭を強打して頭痛・肩こりだけ出てきたということです。
検査すると前回と同じパターンのズレが見られたのでアジャストしました。
帰りにはすっかり症状も消え。またニコニコ顔でした。デカイ人です。

2010年8月25日水曜日

ラグビー繋がり


昨日久々に息子と携帯で話した。別件で妻と話してて珍しく僕と話したいことがあるという。
息子は京大のラグビー部で毎年この時期に信州で合宿をする。今年4年で大学院の試験が昨日までだったので まさか合宿に行ってるとは思ってなかったが、部活に関しては中学・高校と何があろうと休まない性格は変わってなかったようでしっかり参加したとか。
そこで本題ですが、合宿中に他校との練習試合があって、もちろん息子もレギュラーナンバー8で参加してたようで、その試合の審判の一人が試合後に息子に声をかけて来たとのこと。
その審判がなんと僕のオフィスの患者さんで小学校の先生。学生の時からラグビーをやってて社会人になっても現役で続けていた人です。
縁あって随分前から時々オフィスに来てアジャストしてたので付き合いも長い。
先生(審判)はオフィスに飾ってある息子が高3の時に県選抜に選ばれ招待試合で長崎に来た伏見工業高校の総監督山口先生との記念写真を見ていたので息子の話はその前からしてて息子の顔も覚えていたらしい。
それで今回京大の試合なので息子を見つけたわけです。
この先生はラグビーの公式審判になるための試験にパスするために相当走りこみをやって10kg以上体重を落としてすごい締まった身体に変貌して、最近では体調もいいのか以前みたいにはオフィスに来なくなっていたので僕も久々に近況を知ったわけです。
しかし 公式審判とは国内どこにでも行くんですね。ビックリです。それと息子と初対面で楽しい会話ができたのは親としてもカイロプラクターとしてもうれしい出来事です。感激です。

2010年7月29日木曜日

幼児の患者さん

昨日3回目のアジャストをした男の子は5才です。
保育園で友達に目を叩かれ病院に連れていったら片目の視野の中央部が欠損して視力もかなり落ちてると診断され精密検査のために長大付属病院に行ったら、これは今回のアクシデントが原因でなく、視神経の問題だろうと言われたとか。治療はできないかと色々尋ねたがこれと言った治療法もなくただビタミン剤だけ飲ませるといった具合。
困り果てた親が知り合いからうちのことを聞き、何でも試したいのでお願いしたいと訪ねてきた。5才児なので指で軽く触れる程度でアジャストしてすぐに帰った。それから両親はセカンドオピミオンとどうにか治療法がないか九大付属病院にこの子を連れて行くと。そんなに悪くないじゃないですかと生活指導みたいなカウンセルを受けて帰って来た。その後一回アジャストしたがどうも良くなってる気がすると。
長大と九大の検査結果があまりにも違うし、どうも最近子供が目が見えてるんじゃないかと思い出してたのでもう一回長大で再検査を受けることにした。それが今日なので昨日検査前日にうちでアジャストをしました。
さっきお母さんから電話があり、検査結果。視力は0.04から0.08に上がって、光の反応がかなり改善されてる。そして肝心の視野の中央部の欠損が回復しているとのことだった。だから子供が本も見えると言ってたんですね。
もう頼れるところは僕のオフィスしかないのでこれからもお願いしますとのことだった。
ありがたいことですね。こういうことがたまにあるとスペシフィックカイロをやってて良かったと思います。

もう10年以上前にも3才の女の子でネフローゼ症=尿タンパクで体全身のむくみが出てた子供が来ました。治療としてステロイド剤を使ってたので顔色が茶色になって元気がなくぐた~となってました。お母さんはとにかくステロイドをやめたいのでカイロでどうにかならないかと訪ねて来ました。何度かアジャストしていくうちに尿のタンパクの数値がどんどん下がって行き、とうとう出なくなりました。子供顔色も良くなって元気に走り回るようになりました。それから小学校・中学校と元気に育って部活もやってると聞いています。
何年もあってないので3才のかわいい女の子はどんな少女になってるんでしょうね。

2010年7月10日土曜日

デモンストレーション



数カ月前に気功クラブでやったスペシフィックカイロの勉強会の続編です。教室会場が2カ所なんで生徒さんも異なります。今回は鳥栖で気功の先生をしている方もわざわざ来てくれました。
スペシフィックカイロの哲学・理論などを説明した後 ジャンケンで勝った3人だけデモンストレーションでアジャストしました。皆さん熱心に観察されてました。

2010年6月8日火曜日

7カ月ぶりに来てくれました。

以前にも何回かブログに書いてるノルウェーの人です。今回も仕事で来崎するので秘書の方からオフィスに予約が入りました。オフィスに入って来た彼は顔がすっきりしてます。痩せた?と聞くと4kg体重が減ったらしく、お国では愛犬を連れてハンティングで8時間以上山歩きするのも平気だそうです。
状況は以前に比べれば全然いいがたまに腰がきつくなったり、長く座ってると疲れるとのこと。少しズレてたのでアジャストしました。帰りはまた来ると言ってニコニコ顔でした。今週の金曜にはヨーロッパに帰って仕事でまた8月に長崎に来るので その時までGood Bye。

数週間前にも同じ会社のノルウェー人が4回連続で来ました。彼は20年ぐらい前に交通事故に遭って以来体の調子が悪く、首・肩の痛み・頭痛がひどい状態でした。それと腰痛・膝の痛みもあるとか。
最後は首のズレもなく、症状は全てなくなったので しばらく様子を見ましょうということに。
さっき来た彼が僕のところに行けばいいよと教えたそうです。血圧も10%下がって喜んでたよとのことでした。

彼らは190cmくらいの大男ですが、スペシフィックがすんなり受け入れられるんでしょうね。最初に紹介してくれたノルウェー人の人たちからもう10年以上のお付き合いになります。ありがたいことです。

2010年5月26日水曜日

カイロプラクティック デモンストレーション




以前から付き合いがあるボランティアの気功教室「ドラゴンボールクラブ」でスペシフィックカイロプラクティックのデモンストレーションをして来ました。
気功教室は2カ所で週1回ずつ 夜は2週間に1回やってるんですが、気功の考え方とカイロプラクティックの哲学は非常に通じることが多く、気功の先生・いっしょにやってる太極拳の先生とその生徒さんたちも随分オフィスに来てくれました。そしてすごく興味を持たれてるので理論的なことも実際目の前で公開しようと話がまとまり今回3階目のデモになりました。
まずは哲学・理論的なお話をして実際人間の体はどうなってるか上部頚椎のズレとの関係を検査していきます。また触診もしてもらい、アジャストのためのリスティング(上部頚椎がどうズレてるか)を確認して 僕がアジャストします。
その後 再検査をして体験された方の事後の体感を確認して終わります。
僕も20年くらい前に目の前で見た時は驚きでした。皆さん驚きと共に大いに納得されたようでした

2010年4月6日火曜日

ドイツからのお客様(2回目)


先週初めて来られた在ドイツの夫婦が長崎滞在中にもう一回ということで来られました。
二人とも実に快調でかなり改善されたみたいです。今回は娘さんも連れて来られたのでチェックして3人共アジャストしました。数日後にはドイツに戻るのでドイツ国内でのスペシフィックカイロプラクターがいないか調べてみるとのことです。
帰りに記念写真を撮らせてもらいましたが、娘さんが着ていたT-シャツには「写真はダメ!」と書いてあったんですけど、お父さんが大丈夫ですよと笑って許可してくれました。

桜マラソン


今年も初マラソンは佐賀の桜マラソンでした。ハーフマラソンですが参加申込みが多くて4000人で締め切ったようです。参加料払い戻しで参加できなかった人が僕の回りにいました。
さて当日は天気もよく後方から連れのカップルとスタートしましたが、大渋滞で3kmまでは思うように前に行けずペースアップできませんでした。コースが国道から河川敷の方に入って行くとやっと追い抜くスペースが出来てきたのでマイペースにスピードアップ。
河川敷を風を切って走るのは本当に気持ちいいです。晴れてたので給水所では必ず止まってスポーツドリンクと水を補給します。ゴールした後は汗が塩吹いてザラザラになるほどですが走ってる時は後頭部が汗ばむくらいで気持ちいいです。
残り後5kmくらいから桜並木の公園の中を走ります。ピクニックに来てる家族連れも応援してくれます。僕らといっしょに応援に来てくれた友人が僕らを待ち構えて写真を撮ってくれました。

結果は 前半のスローペースもありましたが 1時間54分06秒 まあ普通の走りでした。この後は秋までレースはありませんので朝ジョグと日曜のダイビング前のランで体力・体調維持ですね。

2010年3月31日水曜日

今回はドイツからのゲスト。ノルウェーの方は2回目。



昨日はドイツから来られたカップルで旦那さまがドイツ人。奥さんは長崎の方です。
奥さんが調子悪いそうで頭痛・肩こり・腰痛がひどいそうです。ドイツでは首の牽引と注射だけしか方法がなく全然良くならないそうです。
御主人も今はいいが以前腰を悪くしてたみたいでいっしょに受けられました。
まずはスペシフィックカイロの説明ですが、奥さんが日本人ですし、御主人も普通に日本語で会話できるので助かりました。難しい表現は奥様が通訳してくれました。
説明の内容も西洋医学とはまったく違うが実に理屈に合ってるとのことで納得されました。
実際アジャスト後の爽快感は今まで味わったことがないと言ってくれました。こちらの滞在が短いけど、もう一回来てくれることになりました。

それから2時間後に先日初めてアジャストしたノルウェーの方も来ました。その後の経過を聞くとあれだけ苦痛を感じてた頭痛と肩こり膝の痛みもほとんどなく、今回は仕事の作業で狭いところを変な格好で動き回ったので腰に来てるということでした。検査するとひどかったズレはかなり改善されてました。もちろん今回もアジャストした後は腰もOKで、また笑顔で帰って行きました。しかし彼らは好転するのがあまりにも素直で驚きです。こういう方ばかりだといいんですけどね・・・

写真は我が家の玄関のオリーブの開花です。

2010年3月17日水曜日

今日は新患のノルウェー人が来ました。

久々にオフィスの秘書の方から予約の電話が入ったので、自国に帰ってた○ンスさんが来るのかと思ったら、今回は新患さんです。
もう10年以上の付き合いになるオフィスのマネージャーさんも同行。自分はいたって健康だけどチェックしてくれと。
新患さんは随分前に交通事故に遭われて それ以来頭痛・首の違和感・肩の痛みが何をしても完治しないそうだ。
もちろんカイロプラクティック(僕らとは違うやり方・考え方)も受けたことがあるそうだ。
身長190cm ちょっとお腹が出てる。いつも思うけど彼らは大きい。でもアジャストは日本人と同じ。当たり前ですが。
帰りには 首も肩も頭もスッキリ軽いと言ってくれた。また時間を作って来る言ってニコニコ顔で帰った。彼らに信頼されて本当にありがたいことです。うれしいですね。

2010年3月3日水曜日

小学生が多いな~

ここ最近小学生の患者さんが続いてます。スポーツやってる子は腱鞘炎とか関節痛とかですが、子供は効果が早いですね。アジャストした後少しベットで休んでもらって再検査して本人に「どう?」と尋ねると。
痛みが出た動作をして「ん?痛くない。」何度も試していました。いっしょに来たおかあさんも大笑い。
女の子で鼻炎と肩こりの子も帰る時は鼻も通って肩こりも消えてました。おかあさんもにっこりです。
今日来た子はアキレス腱とかかとの痛みがあると言ってましたが、これも帰る時は「もう痛くない」
他にも中学生の腰のヘルニアと診断された子、高校生で目の奥の痛みと頭痛で受験前なのに学校に行けなくなってた子などなど、色んな症状を持った子が来ます。アレルギーの子も多いですね。
でも やっぱりというか子供はよくなるのが早いですね。

2010年2月5日金曜日

パンドラの箱(ジュール・ジョゼフ・ルフェーブル(1836-1911)

映画アバターでは「パンドラ」という星が舞台になってますが、パンドラと言えばパンドラの箱ですね。
随分前に調べましたが、こんな神話なんです。いい話だと思いませんか?

プロメーテウスが天界から火を盗んで人類に与えた事に怒ったゼウスは、人類に災いをもたらすために「女性」というものを作るよう神々に命令したという。
ヘーパイストスは泥から彼女の形をつくり、パンドーラーは神々から様々な贈り物(パンドーラー)を与えられた。アプロディーテーからは美を、アポローンからは音楽の才能と治療の才能を、といった具合にである。そして、神々は最後に彼女に決して開けてはいけないと言い含めて箱(壺ともいわれる 詳細は後述)を持たせ、さらに好奇心を与えてエピメーテウスの元へ送り込んだ。
美しいパンドーラーを見たエピメーテウスは、兄であるプロメーテウスの「ゼウスからの贈り物は受け取るな」という忠告にもかかわらず、彼女と結婚した。そして、ある日パンドーラー(エピメーテウスという説もある)はついに好奇心に負けて箱を開いてしまう。すると、そこから様々な災い(エリスやニュクスの子供たち、疫病、悲嘆、欠乏、犯罪などなど)が飛び出し、パンドーラーは慌ててその箱を閉めるが、既に一つを除いて全て飛び去った後であった。
最後に残ったものは希望とも絶望とも、未来を全て分かってしまう災い(予兆)ともいわれる。それによって人類は希望だけは失わずにすんだと言われる。

こうして、以後人類は様々な災厄に見舞われながらも希望だけは失わず(あるいは絶望することなく)生きていくことになった。

この神話から、「開けてはいけないもの」、「禍いをもたらすために触れてはいけないもの」を意味する慣用句として「パンドラの箱」という言葉が生まれた。